胃腸不調の二次症状 - 自律神経と慢性症状

自律神経失調症・慢性症状に見られる、胃腸不調の影響(二次症状)と対策についてご説明いたします。

胃腸不調の二次症状について

胃腸不調の二次症状
胃の機能低下による肩こり、首こり、疲労感、
むくみ、やつれ、貧血、黄疸、月経過多、
血尿、血便、皮下出血(打ち身)、頭痛、
めまい、ふらつき、立ちくらみ。

腸の機能低下による口内炎、皮膚疾患、
呼吸困難(息苦しさ)、咳、ぜんそく、
気管支炎、鼻づまり、痰、花粉症、
アレルギー症状。

胃腸が荒れると起こる他の症状 - 自律神経と慢性症状

胃腸に負担がかかって起こってくるのは、胃腸のトラブルだけではありません。

内臓は、それぞれ独自のはたらきを担っています。
胃は気血(エネルギー)を全身に送り込み統制する機能、腸は免疫機能を担っています。
そのため、胃腸が荒れると、それぞれ対応する部位に影響します。

胃が荒れて起こるのは、血液などのエネルギーの滞りや、不足による症状です。 血液の鬱滞やが統制できずに起こる症状は、以下のようなものが挙げられます。

  • 全身の疲労感、むくみ、やつれ、貧血、黄疸(顔が黄色くなる)
  • めまい、ふらつき、立ちくらみ
  • 月経不順、月経過多、不正出血
  • 血便、血尿
  • 皮下出血(打ち身)

免疫機能を担う腸に負担がかかって起こってくるのは、
皮ふや鼻、のどなどの粘膜に現れる免疫異常の症状です。

以下のいずれの症状も、腸が荒れているために起こるトラブルと言えます。

  • 口内炎、肌荒れなど(皮膚疾患)
  • 呼吸困難(息苦しさ)、ぜんそく、せき、気管支炎など(呼吸器系の症状)
  • 鼻水・鼻づまり、痰、扁桃腺の異常など(鼻やのどの炎症・異常)
  • 花粉症、または食べものなど、特定物質に対するアレルギー症状

その他の内臓への影響 - 自律神経と慢性症状

胃腸(脾)に問題が生じると、他の内臓にも負担がかかるので、
波及した内臓のはたらきに影響のある箇所にも、症状が現れます。

肝は自律神経を調節し、気血をすみずみまで行き渡らせる機能ですから、
肝に負担がかかると、自律神経が強く乱れ、
自律神経失調症のさまざまな症状や、精神的な症状があらわれます。

腎は水分代謝を調節する器官なので、ここに負担がかかると、
めまい、耳鳴り、ほてり、冷えやむくみがあらわれ、
頻尿、膀胱炎、排尿困難など膀胱のトラブルや、
足腰や背中が重だるく、疲労感が抜けないといった状態になります。

腎は内臓の中でも最後に影響が現れる場所なので、
腎の症状があると、全身に異常が波及していることも珍しくありません。

ちなみに、前項に挙げた血液の鬱滞や統制不良は「心(しん)」の異常、
免疫系の異常は、「肺」の異常と言い換えることもできます。

このように、胃腸やその他の内臓に支障が出ると、全身に影響を及ぼす可能性があります。

胃腸と肩甲骨の関係(肩こり、首こり、背中の痛み)

また、胃腸の調子が乱れている方に必ずと言って見られるのが、
肩甲骨の開きと硬縮(こわばり)です。

肩甲骨の周辺を整体していると、胃がゴロゴロ~ッと鳴り出したり、
「お手洗いに行きたい」とおっしゃられることがあります。
これは、肩甲骨と胃腸に深い関連性があるからです。

胃腸に問題があると、両肩甲骨は開き気味になり、前傾して猫背になります。
首や肩などの肩甲骨の周辺には痛みや凝り、こわばり、
だる重いような、何かが詰まったような感覚があります。

重度の場合は、背中全体がそのように感じられる方もいらっしゃいます。
(「鉛様麻痺」と言われることもあります。)

特に、左肩甲骨や左肩に痛みや凝りを覚える場合は、
胃腸からの影響が懸念されます。

この肩や肩甲骨の症状、猫背は、
マッサージのように、ただもみほぐすだけでは解消されません。
胃腸へのアプローチを意識しながら調整していくことが重要です。

逆に、ここをきちんと整体することができれば、
胃腸の動きを整え、促進することが可能になります。

胃腸不調の二次症状の改善方法

胃腸不調や二次症状の改善には、
全身の胃腸関係部位のバランスを整えること、
本来の内臓・脳・自律神経の構造を取り戻すこと、
そして、内臓の負担軽減が重要です。

副交感神経・内臓・肩甲骨の三点にアプローチ

とくなが整体院の自律神経集中調整コースでは、
胃腸の働きを高めるために、副交感神経の働きを高める脳脊髄液の施術や、
ツボ・経絡・筋膜・皮ふにアプローチして胃腸に関連する内臓の働きを促します。

また、肩甲骨を調整することによって、
胃腸の不調によって派生した症状をおさめ、胃腸全体の動きを高めます。

フレキシブルな内臓機能と脳・神経構造を取り戻す

慢性的な胃腸症状の場合、
自律神経のバランスが崩れ、脳がストレスに過敏な状態になっており、
その影響として胃腸症状が起きている可能性が高いと考えられます。

過度の緊張状態やストレスに過敏な状態にある方は、
脳や神経の構造が変形してしまい、腹部には硬縮(こわばり)が生じて、
リラックス(ストレス処理・修復作業)が上手に行えない構造になっています。

とくなが整体院では、腹部の皮ふにアプローチして硬縮を優しく取り除くとともに、
皮ふを通じて脳と自律神経にリラックス信号を伝え、
変形してしまった脳・神経・内臓を、本来の構造へ本質改善いたします。

柔軟で機敏な本来の脳・神経・内臓構造を維持できれば、
消化・吸収・活動・休息の各運動がいつでもスムーズに実行できます。

食生活改善プログラムで胃腸の負担を軽減

弱った内臓にも吸収可能で、きちんとエネルギーに変換できる食事を摂るためには、
その人の体質、症状、生活、そのときの状態に基づいた
最適の食事量・質・摂取方法・回数があります。

例えば、「時間だから」「栄養をとらなくてはいけないから」
という理由で食べてしまっていませんか?

食欲不振は胃が休みたがっているサインです。
食べたくないときは無理に食べようとせずに、胃を休ませてあげてください。
また、副交感神経の高まる就寝時の4~5時間前は、何も食べない方が修復が早まります。

とくなが整体院では、整体メニュー内にてセルフケア指導を行い、
お一人お一人の体質・症状に適した食事法をアドバイスするとともに、
長期的な視野で、心身に負担や無理のない食事プログラムを提案いたします。

とくなが整体院の自律神経集中調整コースは、
脳・神経・内臓に本来の構造を回復 & 維持し、
お腹と会話しながら、毎日楽しく生活したいあなたにぴったりの整体です!

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